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2019.07.06 Saturday

チェンジ ユー(その1)

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チェンジ ユー(その1)

丸川春潭

 6月23日に東京支部摂心会における講演会があり、慧日庵笠倉玉渓老禅子が「チェンジ ユー」のタイトルで講演されました。新到者に判りやすく禅の深いところまでを説きそして感銘を与える良い講演でありました。その後小生はこのタイトルで考えるところがあり、全然別の角度からの話をしたいと思いブログを書き始めました。

 自分を変えたい!このままの自分では満足できない。その内実はいろいろなニュアンスの違いがありますが、こういう気持ちを持つ若者が多いと言うことを聞きました。自分を変えたいなどと云う気持ちを持つと云うことは人間しか持ち得ない極めて人間らしい気持ちであると思います。

 仕事でも事業でもそうですが、現状肯定の場合は新しい展開も飛躍も望めません。今朝のネットのニュースに、トヨタの社長がこの10年間で最高の収益を上げながら、100年に一回の大改革を大々的に打ち出していました。こういう会社は必ず伸び続けると思います。現状を否定するところから将来の目標が明確に出てくるし、現状に対する不満とか危機感が現状打開のドライビングフォースになるのです。

 ただ、自分を変えたいという人の内実を踏み込んでいろいろ調べてみると、ほとんどが皮相的で、人それぞれの好みのようなもので、客観的には別に変わらなくても良いのではと思えるようなことを本人は変えたいと思っている場合が多いようです。そういうものはちょっとしたきっかけで気分が変わってどうでも良くなったり、逆に変わる必要が無いことに気づいたりするのです。

 数年前まで自分探しと云う言葉が流行りましたが、チェンジ!と出てくる心情は大体同じところからと思います。そしてこちらの方も、それに対する思い詰めも含めて、皮相的な場合が多かったように思います。

 しかしわずかな人においては、自分の現状に不満で今の自分を本気で変えたいと思い、いろいろな娯楽とか趣味とか仕事とか恋愛とか結婚とかでは自分探しもチェンジしたい欲求も紛らわすことができず、思い続けている人がいつの時代でもいるものです。自分の現状に満足できない、しかも表面的なところでごまかすようなことをしても納得できないのですが、得てしてこういう人はどう変わりたいかが明確にわからないものです。まさに自分探しと似ているところです。

 皆さん!もう少し本気でどう変わりたいのかを、あるいは自分探しをもう少し深く掘り下げてみませんか?

 そういう人が出てきた時にどうお話ししどう対応するか、小生なりの見解を次回に申うさせていただきます。(つづく)

 

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