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2019.10.21 Monday

摂心会を終えて

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摂心会を終えて

丸川春潭

 「摂心会に臨むに際して一番大切なことは何でしょうか?」の書き出しで『摂心会を直前にして』のタイトルでブログを10数日前に2回に分けて掲載しました。

 その事後はどうだったのか?についてのブログを書き残しておきたいと思います。結論から一言で云いますと、「想定以上に良い摂心会でした!」と云うことです。

 良いと云っても摂心会のことですから、楽しいとか感動的だとかが共有されるということではありませんが、人間形成の禅として参会したものが個々としてまた支部としてその実が上がったかどうかであります。

 室内での商量を中心にした師家の見方ですが、人間形成の実がしっかりあったと確認できたわけであります。東京支部の摂心会としてはこの数年の中では一番手応えのあった摂心会であったと思います。

 その根拠の最大事項は、よく座ったということです。これは結制茶礼でも言ったことなのですが、一週間かけて段々と三昧を深め、深い三昧にできるだけ長く浸り込むことが、人間形成にとっての基本です。これがしっかり出来たと感じました。決して公案の透過の尺度ではありません。

 よく座ると云うことが、ともすれば役位とか旧参の先輩が叱咤激励して長時間座禅することと受け取られやすいのですが、それでは形だけでなかなか深まりません。肝心なことは、個々人が自主的に向上心を熱くして座り込むかと云うことです。

 今回、さいたま禅会の徳狼鏤里箸荻窪支部の霊亀居士が自発的に夜座をやり始め、それが東京支部の個々人に飛び火したようで、一週間を通してよく座っている感触が、室内で確かなものとしてありました。

 なんといってもわれわれの人間形成には座禅が中心です。理屈抜きに如何にコミットして座禅ができるかであります。

 円了垂示でも申しましたが、摂心会に入る前から、東京支部としての求心力が徐々に醸成されてゆき、それが摂心会で形になったと思います。

 最後に、この支部としての上昇機運を日常の静座会や自宅での一日一炷香で継続発展されることを祈念してやみません。合掌

 

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