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2019.11.15 Friday

座禅の工夫

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座禅の工夫

丸川春潭

 本題に入る前に、現在広報担当部長を中心にして鋭意人間禅のHPの刷新をすすめています。従来のHPは各支部・禅会毎に立ち上げて、個別のHPとしてネット広報を他の僧堂や禅会と競っていたのですが、いろいろな観点(スマホ対応、人間禅としては弱小分散などなど)を考えて、HPの刷新を決意しました。

 これからは基本的に、人間禅は一つのHPを全支部・禅会全会員でもって盛り上げ、ネット広報における競争力を上げようとするものです。今年度中には完成し、順次新HPへ結集することになります。そしてわれわれがなす努力はブログをしっかり書き続けることです。

 ブログ書きは、自分のために書き続けるものと心得て、新HPが出来るまででも、出来てからも書き続けて頂きたいと思います。自分の心境、感動したこと、同じ志を持つ人への問題提起等を書き続けると、一年経って振り返ると大変意義深いことが判ります。

 

 後期数息観座禅(数息観座禅が段々と深まった段階の座禅)における工夫(ノウハウ)について参考までにブログにします。

 耕雲庵英山老師の数息観のすすめに言われる後期数息観は、数息しない数息観座禅であり、座禅経験20年30年でもなかなか踏み込みがたい深い三昧レベルです。具体的に小生がこれを、息を数えないが呼吸に意識を集中する正息観座禅と、数息に全く意識をしない忘息観(離息観)座禅の二つに分けられると解説してきています。

 本日の工夫は、後期数息観の前段の正息観座禅についてです。

 これは一般的には上座仏教とか曹洞禅の只管打坐と相通ずる座禅であり、なかなか人間形成として日進月歩させることが難しいものです。その根拠の一つが、今実践した正息観座禅がOKなのかNOなのか自覚しにくい点です。

 そこで小生は、数息はしないで10息を一区切りとする正息観座禅を現在実行しています。もう少し詳しく申しますと、数を数えなくても三息は意識の中で保持できます。これを三回続けると9息になり、締めの一呼吸で10息とします。判りやすく云えば3息を三回、息を数えずにつづけるのです。息を三回数えるのであればまことに簡単ですが、息を数えないとなると厳密な1から10までの数息観(70点)を連続5回出来るよりももっと上の三昧力がなければ出来ない高度な座禅になります。ただ客観的に云えば、正息観の前段階といっても良いかと思います。

 この10息正息観法は、10まで完璧に出来たかどうかが明確であり、数息観点数としてこれを5本通して81点とすることが出来ます。ここがミソです。

 小生の朝晩の数息観実践では70点の数息観を2,3本通したらすぐこの正息観で10までを数本通し、そして次にステップアップすることにしています。(今日はここまで、明日はまた別の工夫を)

 

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