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2019.11.26 Tuesday

ローマ教皇フランシスコ

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ローマ教皇フランシスコ

丸川春潭

 ローマ教皇の長崎での演説(2019.11.23)に感動し、いろいろなことを考えさせられました。

 先ずは、世界情勢の中でまことに真っ当な正論を聞き溜飲が下がりました。それは我が意を得ての痛快にさえ感ずるものでした。

 日本のマスコミはテレビも新聞も断片的でしかも重箱の隅をつつくような報道や解説しか流さないし、政府にしてもまさに政治発言以上のものを期待するのが無理と期待できないし、野党の方も足を引っ張っる、ためにする論議ばかりで、長年鬱積が溜まっていました。

 現代の人類が抱える様々な事柄を何が幹で何が枝葉なのか、そして一つ一つの位置づけを本質的に判断して断言されました。素晴らしいことです!内容においてもその直向きさにおいても感動しました。

 そして宗教者が最も政治的に正しい発言をするものだ!という驚きを感じました。何者にもとらわれない見地から正しい歴史認識と評価をすることが出来るのは宗教者だけなのだとあらためて納得しました。

 またキリスト教が仏教なかんずく禅宗と違って、政治経済に直接関わってゆこうとする方向性を持ち発信をしていることをあらためて認識し直しました。特に、人間禅は在家禅を標榜しているのですが、見習わなければなければならないことだと思いました。そしてよく深く歴史を勉強していることに敬意を感じました。人間禅の創始者の耕雲庵英山老師が、人間禅創立(昭和23年:終戦から3年)直後から人間禅の会員に向かって「世界観と歴史観」をしっかり勉強し保持しておかなければならないことを力説されていたことを思い出しました。

 また別の観点から、テレビを通じてのフランシスコ教皇の人となりを垣間見て、一神教も多神教も道を極めて行けば本質において全く変わらないと云うことを実感しました。

 人間禅ならではの使命をしっかりと押さえながらも、これからの時代の新しい在家禅者の生き方に大きな勇気となすべきことの方向性の示唆を正受したしだいであります。

 

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