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2015.02.20 Friday

「座禅」のうわさ話(その2)

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「座禅」のうわさ話(その2)

 

丸川春潭です。

 「座禅」のうわさ話(その1)をこのHPに投稿してからあっという間に半年が過ぎてしまいました。 丁度、8月の広島豪雨災害の後でした。

 いろいろありましてこのシリーズを(その2)以降に続けることが出来ませんでしたが、再開したいと思います。付きましては、前回(その1)の要旨を先ず部分的にでも再掲載させて頂き、どういう思いでこのシリーズを始めようとしたのかを復習させて頂きます。

 

 標題の―「座禅」のうわさ話―ですが、何故「うわさ話」と付けたかについて少し説明をさせて頂きます。

 座禅は実践してみなければその良さ素晴らしさを納得して味わうことはできません。

 しかし何も情報が無ければ、実践するきっかけもないことになります。すなわち参考までにという情報提供で、ご自分で実践される機縁になればと思い、シリーズで座禅について少しお話ししようと思います。

 

 すなわち小生のお話はやはり座禅のうわさ話でしかありませんので、このシリーズで座禅が判ったと思わずに是非ご自身で実践して頂きたいと思います。座禅は、言葉や活字を離れた「行」が中心になるものです。知性ではなく感性の領域のことです。

 

 このHPは、中国地方の方々への発信ですが、実際に座禅道場なり座禅会があるのは、現在のところ岡山市、広島県呉市、山口市の三カ所しかありません。師家への参禅がなく静座だけを集まってみんなで行ずる会ですとこれ以外に、倉敷市、広島県三次市、広島市、下関市で定期的にやっておりますので、HPの行事欄をご覧ください。

 

 表題で、しばらく少しずつ書き綴ってみたいと思っております。まだまだ小生も未熟であり、しかも文章が下手ですので、読むに耐えるものになるかどうか自信がありませんが、恥を書いてみたいと思います。

 

 本題に入る前に、簡単に自己紹介をさせて頂きます。小生は、17歳の時、岡山県立操山高等学校在学時に書道の水島先生に連れられて、人間禅の中国道場の摂心会に参加し、人間禅創始者の耕雲庵立田英山老師に初めてお目に掛かりました。爾来、55年間人間禅にご縁を頂き、平成17年に嗣法し、師家に任ぜられ、現在に到っております。社会的には、大阪大学理学部卒業の後、住友金属工業に入社し、定年まで一貫して製鋼関連の研究開発に従事し、42歳の時 東北大学にて工学博士を授与され、55歳の時から大阪大学客員教授もさせていただきました。

 

 さて本題に早速入りたいと思います。このタイトルは、「座禅」とはどういうものであるかの説明であり、途方も無く広く大きなテーマであります。

 すなわち「座禅」は、人間のあらゆるジャンルの文化とつながっております。

 たとえば、茶道と座禅、芭蕉俳句と座禅、書道と座禅、剣道と座禅、弓道と座禅などは、それぞれ日本に座禅が渡来してきてからだけでも長い歴史を持っています。

 

 また、文化とのつながりとは異なる切り口で、「人間形成と座禅」のジャンルも幅広いつながりが、これまた長い歴史を持って現代まで続いています。

 戦国武将が自分自身の生死を決着するために、あるいは武将にするための子弟教育のために、座禅を求めた事例は鎌倉時代以降、数多く残されています。すなわち人間としての成長、強い人間がより強くなるための研鑽に座禅が求められた事例であります。

 

 しかしその一方で、現代においては、「こころの癒やし」と座禅、今はやりの新型鬱対策としての座禅も注目されてきており、情報社会の中での精神的ストレスに対する防衛手段としての座禅の効用もクローズアップしてきているところであり、大切なカテゴリーであります。

 

 また、座禅を座に重点をおいてその性格と効用を見る見方と、座禅の禅に重点をおいてその性格と効用を見る見方と、これまたそれぞれの展開があり、それぞれ面白いというのか、深いものがどちらにもあるわけであります。

 こういう座禅をいろいろな観点から、気ままに少しずつ味わいつつ見て行きたいと思いますので、気長に、お付き合いを願います。

 

※ 本ブログでは、「坐禅」とせずに「座禅」と書きました。人間禅では、人が坐る場合は麻垂の無い坐を使い、場所などを示す場合は麻垂の付いた座を使い、これが正しいのですが、常用漢字では座しか採用されておらず、またネット(世間一般)では、人が坐る時も座を使い、「座禅」の方が一般に使われていますので、ブログにおいては皆さんにわかりやすいため、座、座禅を使います。

 

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