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2020.06.16 Tuesday

“お天道様” の はなし

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"お天道様" の はなし

廣内常明

 

 慣れ親しんだパソコン(Windows7)が未だ使えるのに、Windows10に代えねばならぬという。"もったいない、もったいない"という時代に育った小生には、何とも気が進まないが、パソコン無しには日常の仕事ができない。仕方なく昨年(R1年)末、安いWindows10を購入した。が使い始めるに丸で、他人の家に放置された如くで、" 何がなにやら、さっぱり分からん、ワテほんまによう言わんワ" と、唸る日が続く。

 

 Windows7で使っていたワードやエクセル(オープン オフィス)もメール(ウインドウズライブメール)もうまく使えない。Windows10とWindows7の二つのパソコンを、ケーブルを外したり繋いだりしながら当座を凌いでいく。

 

 パソコンのメーカー元に購入したWindows10の使用方法を尋ねるうちに、このパソコンでワード等を使用するためには別途新しいオフイスが必要であり、M社の(オフイス2016)を勧められる。

 

 勧められるままに、大手IT通販A社が紹介する中古品店から、M社の(オフイス2016)を購入した。 中古品店の(B)から、プロダクトキー(PD・アルファベットと数字が混ざる25の文字群)がメールで届き、指示通りにパソコンを操作し、得たインストール ID(63の数字群)を返送する。中古出品店の(B)からは、送ったそのインストール IDは時間切れで使用不可だったというメール返答が来る。

 

 これを繰り返すこと3回。

 

 新Windows10への(オフイス2016)のインストールは完了しているのだが、オフイス元であるM社からの認証修得がなかなか完了しないと云う、何故なのか?

 

 この段階でまた、唸る日が続く。

 

 認証がうまくいかないのは、霞む目で行う小生の入力ミス(多くの文字や数字の)が原因に違いないと思い込む。<後から思うに、この段階で諦める人も多いだろう>


 M社のカスタマーサービスに事情を伝え、M社の(オフイス2016)の認証修得について問い合わせた。"通常は3回もプロダクトキーが提供されることはない。しかも提供されたプロダクトキーは国内では通用しないものであり、インストールIDは全て正しくないものである。故にM社としては(オフイス2016) の認証をサポートすることはできない"という説明である。

 

 これらのことを中古出品店の(B)に伝えると、"当店の商品は国内用だ"と云い張る。M社と(B)の言い分が食い違う。中古出品店の商品への疑いが生じ出した。

 

 パソコンに詳しい道友、H居士にも意見を請う。

 

 そうこうする内に、パソコンのワード画面に【あと( )日間内に認証が完了しなければ、新たにインストールした(オフイス2016)が使えなくなる】と云う警告表示が繰り返し現れる事に気が付く。( )の数字は、日を追う毎に減っていく。

 

 A社のカスタマーサービスに、A社の仲介する中古商品(オフイス2016)に疑いが生じている事や今後は(B)を追い込むことになる事を伝え、善処を依頼する。が、そのような(B)への気遣いは無用で、出品店と購入者の間の協議が行き詰まった場合には調停に入るという返事である。

 

 望まないが進むしかないと肚を決め、中古出品店の(B) に、「商品の真偽を明らかにする為に、M社と連絡を取るように」と迫る。<小生と中古出品店(B)とのメールのやり取りは全て、A社のカスタマーサービスにも届いている>

 

 小生が迫ったその日、A社内では(B)も含めて対応策が練られたものと推察する。
 と云うのは、小生が迫ったその日の夜に(B)から、「全額返金する」というメールが、続いて翌日早朝(0時過ぎ)にA社のカスタマーサービスから、「返金の手続きをした」というメールが届いていた。どうも幕引きを急いでいる感じが受け取れた。

 

 A社のカスタマーサービスと(B)宛に、以下の主旨のメールを返信した。
 『今朝までの御社の対応は、小生の期待する「信頼」に沿うものではない。返金の理由に「Refused to accept delivery」とあるが<この英文、「配達物受付拒否」の意か?>、何の事か? 御社に対する「信頼」を、裏切らないで欲しい。合掌』と。
 「商品に対する疑いを晴らして欲しい」という要望に対して、返金という形での応答である。 信頼を裏切られた思いで諦めていた。

 

 ところがである。
 それから数日経って、ワードの画面に、再三 表示されてきた例の警告表示が消えていることに気が付いた。しかもプロダクトID<Office認証済みのしるしか?>も付記されているではないか。これはどういうこと?

 

 カスタマーサービス係り(M社、A社共)には、「購入した(オフイス2016)が使えるようにして欲しいだけだ」ということを繰り返し伝えてきた。小生、幸いにも巡錫期間と重ならず緩まず対応を続けることができたが、もし重なっておれば早々に断念したに違いない。
 要望が叶ったのだから<内情は知る由もないが>、個人的には有難いと言うべきだが・・・。

 

 片田舎に於けるささやかな奮闘であるが、接触し得た多数の皆さんは、生き馬の目を抜く業界の中で厳しい日々を余儀なくされているに違いなく、ご苦労様と申し上げたい。
 それはそうなのだが、そしてIT業界のみならずどんな分野であってもだが・・・、アコギの度が過ぎると "「お天道様」が見てござる" の社会であって欲しいと願う。

 

 翻って我々は、大道の研鑽を行っている祖師禅の修行仲間である。 
 「正しく・楽しく・仲よく」を合言葉に、その実践を目指している。
 その「正しく」とは、天地乾坤を照らし抜く底の「お天道様」であり、これを見失っては修行の根底が崩れてしまう。
 個人の大安心だけではない、人類が拠って立つ大安心への基盤でもある。

 

 誠に有り難きご縁を得ていることに感謝し誇りとすると共に、一人でも多くの方に、この「お天道様」に触れて頂くようにしたいものである。

常明

 

 <国内外の各界で活躍されている道友の皆さんへの影響を案じ、読み辛くなるのは承知の上で、実名は伏せました>
 

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