老師通信

人間禅の老師による禅の境涯からの便りです。
人間禅のホームページにもお立ち寄りください。

人間禅のホームページはこちら 老師通信一覧はこちら

 

| main | 古くて新しい「座禅」、易しそうで深い「座禅」(2) >>
2013.10.03 Thursday

古くて新しい「座禅」、易しそうで深い「座禅」(1)

JUGEMテーマ:

 

−−古くて新しい「座禅」、易しそうで深い「座禅」−(1)−

丸川春潭

 台風22号が、急カーブで三陸沖に抜け、今朝は雨上がりの爽やかな秋がやってきました。

 表題で、しばらく少しずつ書き綴ってみたいと思っております。まだまだ修行最中であり、しかも文章が下手ですので、読むに耐えるものになるかどうか自信がありませんが、恥を書いてみたいと思います。

 本題に入る前に、簡単に自己紹介をさせて頂きます。小生は、17歳の時、岡山県立操山高等学校在学時に先生に連れられて、人間禅の中国道場の摂心会に参加し、人間禅創始者の耕雲庵立田英山老師に初めてお目に掛かりました。爾来、55年間人間禅にご縁を頂き、8年前に嗣法し、現在人間禅師家の任におります。社会的には、大阪大学理学部卒業の後、住友金属工業に入社し、定年まで一貫して製鋼関連の研究開発に従事し、42歳の時 東北大学にて工学博士を授与されました。

 さて本題に早速入りたいと思います。このタイトルは、「座禅」とはどういうものであるかの説明であり、途方も無く広く大きなテーマであります。すなわち「座禅」は、人間のあらゆるジャンルの文化とつながっております。たとえば、茶道と座禅、芭蕉俳句と座禅、書道と座禅、剣道と座禅、弓道と座禅などは、それぞれ日本に座禅が渡来してきてからだけでも長い歴史を持っています。

 また、文化とのつながりとは異なる切り口で、「人間形成と座禅」のジャンルも幅広いつながりが、これまた長い歴史を持って現代まで続いています。戦国武将が自分自身の生死を決着するために、あるいは武将にするための子弟教育のために、座禅を求めた事例は数多く残されています。すなわち人間として、強い人間がより強くなるための研鑽に座禅が求められた事例であります。しかしその一方で、現代においては、「こころの癒やし」と座禅、今はやりの新型鬱対策としての座禅も注目されてきており、情報社会の中での精神的ストレスに対する防衛手段としての座禅の効用もクローズアップしてきているところであり、大切なカテゴリーであります。

 また、座禅を座に重点をおいてその性格と効用を見る見方と、座禅の禅に重点をおいてその性格と効用を見る見方と、これまたワイドな展開があり、それぞれ面白いというのか、深いものがどちらにもあるわけであります。

 こういう座禅をいろいろな観点から、気ままに少しずつ味わいつつ見て行きたいと思いますので、気長に、お付き合いを願います。

 夏の終わりを惜しむかのように、ツクツクボウシが鳴きしきっています。

 

※ 本ブログでは、「坐禅」とせずに「座禅」と書きました。人間禅では、人が坐る場合は雁垂の無い坐を使い、場所などを示す場合は雁垂の付いた座を使い、これが正しいのですが、ネット(世間一般)では、人が坐る時も座を使い、「座禅」の方が一般に使われていますので、ブログにおいては皆さんにわかりやすいため、座、座禅を使います。

 

コメント
コメントする








 
Calendar
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< August 2020 >>
Selected Entries
Categories
Archives
Recent Comment
Profile
Search this site.
Others
Mobile
qrcode