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2020.01.17 Friday

―― 令和2年1月のつぶやき ――

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―― 令和2年1月のつぶやき ――   布野翠雲

 

 私は札幌郊外に住んでおりますが、1月12日現在の札幌の積雪量は0です。こんなに雪の少ない新年ははじめてであります。

 どうも地球環境がおかしくなっています。

 昨年は大型の台風・大雨に襲われて被害が続出した年でありました。9月には台風15号によって、千葉では大規模停電が発生し大きな被害が出ました。10月に入りますと、台風19号が日本列島を襲い、各地で土砂崩れが発生しまして90人以上の方が亡くなられました。続いた台風21号では、記録的大雨で各地の河川が氾濫し、これまた大きな被害を出しました。こんなことは今までなかったのではないでしょうか?

 この気象変動を何とかしないと明るい未来はないようです。

 2030年までの、この10年間の取り組みしだいで、私たち人類の未来が大きく変わってしまうようです。

 現在、産業革命前から地球の平均気温は1度上昇しており各地の氷が溶けだしているのはご承知のとおりですが、溶けないといわれていた南極の氷までが溶けだしているそうです。  

 それが1.5度まで上昇すると、地球温暖化は加速し暴走しだしてしまう。いわゆる負の連鎖が起こってくる、手が付けられなくなる。その分岐点が10年後の2030年なのだそうです。

 こうなることは前から分かっており、言われ続けてきたことのように思いますが、各国が利害の対立、損得勘定で、小手先の対策に終始し、地球温暖化に対する抜本的な対策がなされてこなかったのです。

 夏休みの宿題を先延ばしにしてきて、いよいよ夏休みが終わる直前になって「ヤバイ!」と慌てている、そんな状況に似ています。

 遅ればせながらやりきるのか!! このまま放置するのか?!

 一刻も早く各国が協力し地球規模で、温室効果ガスCO2を減らす施策に真剣に取り組まなければならないはずです。

 

 さて、この地球温暖化の問題をはじめとして、北朝鮮の核の問題、イギリスのEU離脱の問題、シリア難民の問題、イランとアメリカの対立などの難問が山積しております。

 さらに今後数十年の世界秩序のカギを握る米中関係は、ハイテク覇権を巡り先鋭的に対立しており、いまだ打開の糸口がみえない状態であります。

 まさに、世界の情勢は混沌としております。

 テクノロジーの方でも、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」や人工知能「AI」の活用、そして現在の100倍のスピードで情報がやりとりできる「5G」もスタートしたようであります。

 まさに、世界はめまぐるしい変化の渦中にあります。

 しかし、こういう変化の激しい時こそ、私たちは「かわらないもの」、流行に対していえば「不易」なるものに眼を向けなければなりません。

 この「不易」なるものをしっかり掴むのが、禅修行の第一歩です。

 

 禅修行を通して、「不易」なるものを掴み、不動の自己を確立し、変化に主体的に対応し、軽快に生きていきたいものであります。

 

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