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2019.01.18 Friday

路遙かにして馬の力を知る(その2)

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路遙かにして馬の力を知る(その2)

丸川春潭

 人間禅の創始者耕雲庵英山老師が喜寿の時に小生は「路遙知馬力歳久識人心」(路遙かにしてその力を知り、歳久しくして人の心を識る)という漢詩の書を拝受し、その意味するところが最近になってようやく判り、感激していると云うことを前回のブログで書きましたが、その続きです。

 ここではどう判ったのか?そしてどうして感動しているのかについてのお話しです。

 小生は今年3月30日の誕生日で満79才になります。人間禅に入門したのが19歳の時でしたから修行歴満60年ということになります。そして歴代の総裁の提唱を聞いて異口同音におっしゃっていた言葉が「一日一炷香を実践するように!」でした。すなわち365日×60年=約20000炷香+摂心会(1000回)と途方もなく座禅をやり数息観をやってきたのですが、最近も著しく三昧が深まったと自覚しています。すなわち未だに日進月歩で進化している感触があるのです。すなわち年を取れば取るにつれて留まることなく人間形成は進化するという実感です。

 耕雲庵老師が「路遙知馬力歳久識人心」を書かれた頃と小生もほぼ同じ年齢ですが、師家の在任期間は40数年と14年で雲泥の差で比肩するのもおこがましいことですし、その人間形成のレベルは言うに及ばずですが、そういうことではなく同じことは、年を取ってもさらに進化するという実感の共有であります。その証左が、まさに「路遙知馬力歳久識人心」(路遙かにして馬の力を知り、歳久しくして人の心を識る)なのです。今、目の前の床に掛かっている掛け軸です。

 現代は人生100歳時代です。更に寿命は伸びるでしょうが、死ぬまで進化し続け、より深く人の心を識りたいものであります。合掌

 

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